さて、まずはこんなカオスなライブがいかに企画されたかを解説せねばなるまい。
1990年 宍戸留美デビュー。
1997年 宍戸留美の公開TV録画にて、掟ポルシェ、ロマン優光が出会い、ロマンポルシェ結成。
2002年 Perfume、広島ローカルでインディーズデビュー。
2004年 舞台『信号戦隊シグナルレンジャー』にて、掟ポルシェと宍戸留美の競演が実現。公衆の面前で憧れのアイドルの靴を舐めるという、アイドルの追っかけとしての頂点を極める。
2005年9月 Perfumeメジャーデビュー。
2006年12月 Perfumeライブに掟ポルシェゲスト出演。
2007年 宍戸留美に、掟ポルシェから「今度Perfumeさんのライブがあるんですけど出ていただけませんか?」と留守電。
2007年3月21日 掟ポルシェ、Perfumeの新宿タワレコインストアイベントに握手会に参加するために、DVDを購入し並ぶ。
2007年3月25日 ライブ当日
とまあ、言ってしまえば、アイドルの追っかけが自分の好きなアイドルを呼んでみたという、サクセスストーリーの結末なのだ。
まずはルンルン(昔はこう呼んでいたのだ)から登場。
昔の面影は残しつつも、曲調はずいぶんとアダルトなものに。
「この間まで29で、30になってから新しいアルバムを〜」
ちょっと待て、お前俺より一つ上じゃねーか!!
この間ってなんだよ、この間って。
夏川かよ!
続いてロマンポルシェのサイケデリックなライブ。
周りの客ののりきれない反応が最高だ。
で、Perfumeは最後に登場。
んーと、全部で6曲くらいだったかな。
MCしゃべり過ぎたんじゃねーか?
とまあ、どうせここを読んでるみんなは、「またPerfumeかよ」と思ってうだろうから、ロマンポルシェの話でもしようか。
ハードな風貌とは対照的に、音は非常ピュアな80年代エレクトロポップなんだな。
歌詞は品が無いけど。
機材は、CDJと、おそらくサンプラー機能のついたエフェクターのみ。
もはや打ち込みですらないわけだ。
そこに、掟ポルシェがボーカルをかぶせ、そのボーカルをロマン優光がリアルタイムで加工し更にかぶせるスタイルだ。
テクノの主流としては、YMO以降は、クラブ寄りの方へ流れてきたわけだが、ロマンポルシェは、テクノポップとして現代に生き残っている稀有な存在だな。
締めの言葉がまた泣かせる。
「えーこれからは、あ〜ちゃんのように、適当にしゃべっても、面白くなるように、日々努力をしていきたいと、思います。」
貴重な体験をした。